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グループ理念

グループ理念

わが社は小集団経営の効果を信ずる。即ち、平均以上の才能を持つ人は勿論のこと、平均的な人でも有機的な小集団に
まとまり、各成員がおのおのの役割を認識し互いに助け合い足りないところを補い合いながら協力して働けば、
驚くべき力を発揮出来るのである。

わが社は、ガイドライン付自主経営の価値を信ずる。各小集団の長を含み経営陣が示すガイドラインに基づき、
各小集団及び成員たる各人がそれぞれのイニシアチブを発揮し、しかもそれぞれ得意な分野を持つ同僚及び
専門スタッフ達の助言を仰いで経営してゆくことが、ガイドライン付自主経営である。

わが社は、解決不能な問題は無いと積極的、且つ楽観的に信ずる。即ち大きな問題にぶつかった場合でも、まず事実データを
収集し、次に問題点をコントロール可能な幾つかの問題点として更に再分割し、その問題点を割り当てられた各個人が
全力を尽してその解決に努めれば、必らずや解決出来るものであると確信する。

わが社の経営システムは、各社員それぞれが各自の持つ可能性を最大限に発揮出来る様に設計されている。
人は本来働くことが好きであり、より高い目標に挑戦し、克服し、向上することに存在の証明を見出すものである。
人こそが最大の資産と考えるわが社にとって個人の可能性を会社の発展とは不可分なのである。

最後に、わが社は永遠に素人集団であることを誓う。ここでいう素人とは、単なる技術的に未熟な人間をあらわすのではなく、常に新しい経験と方法を積極的に採り入れてゆかんとする進取の精神に富む人間のことを指す。
常に素人の柔軟な感覚で、これまでの仕事に対して絶えず再検討を加えてゆかねばならない、これこそが、わが社の業績を永久に発展し続けてゆく唯一の方法であると信ずる。